第4期教育振興基本計画
第4期教育振興基本計画の理念と内容
【基本的な方針】
・「未来を拓く学びの在り方」を追求
・一人一人の多様な幸せと社会全体の幸せ(ウェルビーイング)の実現
・持続可能な社会の創り手の育成
【主要な目標】
・個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
・デジタル化への対応と教育DXの推進
・教師の資質能力の向上と働き方改革
・生涯学習社会の実現に向けた教育・学習環境の整備
【重点的な取り組み】
・GIGAスクール構想の着実な推進
・教育データの利活用の推進
・学校における働き方改革の更なる推進
・地域と学校の連携・協働の推進
この計画は、社会の急速な変化に対応し、全ての人が生涯にわたって質の高い教育を受けられる環境を整備することを目指している。
【編集者のひと言】
第4期教育振興基本計画において
「今後5年間の教育政策の16の目標」が定められている。グローバル社会における人材育成やイノベーションを担う人材育成といった言葉が使われているが,教員不足や不登校児童生徒の増加といった,喫緊の課題をどう解消していくかがまずは問われるのではないか。指導体制・ICT環境の整備といった面では,予算の確保があってからの話である。
この国の未来を担う子どもたちへの教育に,しっかりとお金を投資しなければこれらの目標を達成することはない。